こんにちは、株式会社シフト データアナリスト担当『H』です!
サムスンが来年度「Galaxy X」という折りたたみ式スマートフォンを発売予定とのことです。
価格は、20万円を超える模様です。
この価格に対抗して、Appleは低価格帯のiPhoneを発売予定です。
折りたたみ式スマートフォンは、画期的な起爆剤になるのでしょうか。
本日は『CMS』についてです。
『CMS』と「マーケティングオートメーション」をご紹介させていただきます。
テーマ:『CMS』と「マーケティングオートメーション」
1.『CMS』とマーケティングオートメーション
2.「マーケティングオートメーション」とは
3.「マーケティングオートメーション」ツールの選択
4.まとめ
1.『CMS』と「マーケティングオートメーション」
企業のオフィシャルページを管理する『CMS』機能に、BtoBやBtoCのユーザーを管理する「マーケティングオートメーション」が
実装されていることは少ないです。
ランディングページの解析などの簡単なものにだけありますが、
大規模なオフィシャルページに「マーケティングオートメーション」でサイト全体を管理することはないでしょう。
リニューアル時期に『CMS』と「マーケティングオートメーション」を合わせて導入するケースが増えてきています。
『CMS』で構成されたオフィシャルページに「マーケティングオートメーション」で作成した計測タグをユーザーにひもづけてユーザーの行動履歴を取得することが可能になっております。
「どのページを何分閲覧したのか?」
「メルマガの開封率はどのくらいか?」
「役職の方はどのような傾向があるのか?」
これらの項目がひと目で分かります。
見込み客からユーザーをセグメントして、マーケティング対策を実行することができます。
『CMS』は「マーケティングオートメーション」は、『CMS』側でオフィシャルページでサイトを管理、
「マーケティングオートメーション」は「マーケティング施策」を管理するような立ち位置です。
では、「マーケティングオートメーション」のついて掘り下げていきましょう。
2.「マーケティングオートメーション」とは
「マーケティングオートメーション」とは、いままで企業が行っていたマーケティング活動は
「ヒト」が行っていたことがほとんどでした。
「ヒト」が行うことで膨大な「コスト」が発生してしまっておりました。
さらには、「ヒト」が行うことで「コスト」が目で見て分かりませんでした。
「マーケティングオートメーション」は、システム化することで
「コスト」を削減して「売上」を上げることが最大の目的となってきます。
さらに「マーケティングオートメーション」は、メールやWebサイトに訪れたユーザーに対して
見込み客のスコアリング、見込み客の育成、商品への認知や興味を上げていき営業サイドへ展開していく。
これらの流れをレポートして改善点を見つけていき、よりよい営業活動ができるようにすることが
システムを利用して可視化することができます。
では、なぜ「マーケティングオートメーション」が注目を受けているのでしょうか?
それは、様々な理由があります。
1.見込み客の管理強化
「マーケティングオートメーション」は、名刺ソフトとは違いただ名刺を管理するだけではなく
顧客別に行動履歴をデータベースから取得し、商品やサービスを購入に近い見込み客を取得することができます。
2.営業手法の変化
インターネットの普及によって、わざわざ営業マンを呼んで話をきくということが非常に簡単になりました。
情報収集も簡単になりました。
営業マンを呼ぶ前に、情報収集するユーザーも増え、6割近くの企業が情報収集と比較を行っているという調査も分かっています。
上司が決定権を持っていて、即座に決まる営業スタイルから部長・課長が直接的な窓口になり
メリットがあれば上長に上げるという営業スタイルが現在では主流です。
訪問をして、課題点をきいて見積もりするスタイルから詳細の情報はメールで済ませるというスマートなスタイルに変化しています。
テレアポをして顧客を見つける時代から自社に合った商品やサービスがあれば提携するという営業手法が変わったことが
「マーケティングオートメーション」が注目を受けている要因です。
3.マーケティングの認知
「マーケティング」という言葉は、一部の業界で使われていた言葉が現在ではどの業界にも必要不可欠となってきました。
「展示会に参加したけど、商談にならない」「ホームページをリニューアルしたが、効果があったのかが分からない」
これらの悩みは仮設を立てずに原因分析ができていないから起こるものです。
しかし、「解析をする人材の教育まで至っていない」という企業が少なくありません。
「マーケティングオートメーション」は、そんな課題を解決できます。
例えば、展示会でいただいた名刺をもとに商談できるように「メルマガ」を送ったりすることを自動で配信することが可能です。
リソース不足で送信ができなかった「メルマガ」も「マーケティングオートメーション」で課題を解決することができます。
4.クラウド上でマーケティング情報の共有
「名刺データ」「顧客情報」などのデータは「重要機密」でデータ量が膨大です。
もしもの為にサーバーが壊れてしまったなど、
データが消失という危険もあるのでデータはクラウドで管理した方が安全です。
またクラウドで管理することで、情報共有がしやすいという点もあります。
5.ワン・ツー・ワンマーケティング
ワン・ツー・ワンマーケティングは、一人ひとりの見込み客に対して求められているニーズを把握して一人ひとりに合った提案をしていく手法です。
例えば、アプリ内にログインしてもらうことで得られる「年齢」や「性別」などの違いを認識して
配信するクーポン内容を変えるなどもワン・ツー・ワンマーケティングの一つとも言えます。
10年以上も前に「マーケティングオートメーション」が導入されているアメリカでは、
このワン・ツー・ワンマーケティングが実施されています。
このマーケティングに、必要不可欠なのが「マーケティングオートメーション」なのです。
「マーケティングオートメーション」が取り入れられるようになったのは、「営業スタイルの変化」「マーケティングの認知」が大きいです。
「コスト」を減らし、「売上」を上げていくの必要なのが「マーケティングオートメーション」です。
「マーケティングオートメーション」は「BtoB向け」「BtoC向け」によって機能面で異なります。
次は、「マーケティングオートメーション」をどのよう選択していくかをご紹介させていただきます。
3.「マーケティングオートメーション」ツールの選択
「マーケティングオートメーション」ツールの選択には、「マーケティング」への習熟度と「予算」で選択していくのが
良いとされております。
「マーケティング」への習熟度が低いのにいきなりマーケティング要素が多い「マーケティング」ツールを選択しては、自社で運用ができません。
最初は「顧客管理」から始めていき徐々に慣れてきたら、プラグインを追加していく方が良いです。
「予算」においても同じことが言えます。
最初は、「スコアリング機能」の最低限のプラグインで構成していきながら「マーケティングオートメーション」ツールにて「コストカット」、「売上上昇」の段階になったら
機能を追加していく形が無難だと思います。
「マーケティングオートメーション」ツールの選択としては、「マーケティング」への習熟度と「予算」です。
自社にあった「マーケティング」へのフェーズを考慮することが大切です。
加えて、プラグインの追加や『CMS』のようにプラグインの追加などができる
「マーケティングオートメーション」ツールを選択が重要です。
弊社では、『CMS』から得た「技術力:や「操作性」にて「マーケティングオートメーション」ツールを開発しています。
『CMS』の「カスタマイズ力」も兼ね備えているので、機能追加も容易です。
まとめ
1.『CMS』はオフィシャルページをサイトを管理、「マーケティングオートメーション」は「マーケティング施策」を管理
2.「マーケティングオートメーション」導入は「営業スタイルの変化」と「マーケティングの認知」
3.「マーケティングオートメーション」ツールの選択は「マーケティング」への習熟度と「予算」
4.シフトでは『CMS』で得たノウハウで「マーケティングオートメーション」ツールを開発している
本日のブログで、『CMS』と「マーケティングオートメーション」について理解していただければ幸いです。
「『CMS』をリニューアルを機会にマーケティングオートメーションの導入を検討している」
「『CMS』のようにカスタマイズができるマーケティングオートメーションを探している」
まずは一度、ご相談頂ければご対応させて頂きます。
ご不明点などあればお気軽にご連絡頂ければと思います。
『CMS』の情報について、連載していきますのでぜひこれからも読んでいただければ幸いです!