こんにちは、株式会社シフト データアナリスト担当『H』です!
楽天は、宅配ピザのピザーラのデリバリー決済サービス「楽天ペイ」を導入したと発表。
商品を受取の際、配達員が提示したQRコードにて決済が可能になりました。
ユーザーはスマホのみで決済可能な上、楽天スーパーポイントも付与される。
コストをかけずにユーザーも迅速に決済が済むことから利用可能店舗は順次拡大されるとのこと。
ますます、家から出ずに済ませられることが増えていきますね!
本日のテーマは、『CMS』の「デザイン」についてご紹介させていただきます。
1.『CMS』の「デザイン」について
現在、CMSでデザインを考える場合、簡単なのがデザインテンプレートを利用してデザインを変更する場合が多くなっています。
無料CMSで有名なWordPressなんかは多数のデザインテンプレートが販売、公開されています。
テンプレートを利用した「デザイン」なので、ページを複製したりする場合も同じデザインテンプレートが適用されます。
なので、ページによって「デザイン」が違ったりサムネイル画像の位置や文字の改行がずれたりするなどといったことが無くなります。
結果的にホームページの記事を大量にページを作成する際には、『CMS』の「デザインテンプレート」は非常に便利と言えるわけです。
2.CMSの「デザインテンプレート」とは?
CMSの「デザインテンプレート」は他サイトと差別化できる「デザイン性」が高い「テンプレート」のことを言います。
難しいデザインの知識やサイト作成スキルがなくてもテンプレートなので簡単な設定をするだけで実装できるのが特徴です。
CMSのデザインテンプレートはプロにデザインを依頼するよりはるかに安く効率的で、1ページ毎に設定する必要がないのでページの複製も簡単にできるのがメリットです。
また、CMSのテンプレートには種類やテーマ、業種や用途ごとに多種多様な「デザインテンプレート」が用意されているので、簡単に自社のページに合った「デザイン」を用意することも可能です。
要するに、サイトリニューアルしたい際には「デザインテンプレート」を変更するだけで、全く雰囲気の違うサイトに様変わりさせることもできるわけです。
そして気になるデザインテンプレートの価格ですが、CMSのデザインテンプレートには有料のものと無料のものがあります。
一般的には、有料の「デザインテンプレート」の方がクオリティが高いと言われていますが、最近では無料のものでもクオリティが高いものがリリースされています。
「ワードプレス」などの「デザインテンプレート」は有料、無料問わずに「デザイン性」が高いものが多くあるので探してみても良いかもしれません。
2-1.CMS(Wordpress)のデザインテンプレートは有料か無料かどちらがいいの?
先程もご紹介しましたがCMSのデザインテンプレートには有料と無料のものがあります。
例えば、CMSで代表的なオープンソースのWordPressのデザインテンプレートも無料から有料のものまで無数にあります。
ワードプレスのデザインを変えたい時にはこのデザインテンプレートを変えるのが一般的です。
無料というとクウォリティが低いイメージがありますが、無料のテンプレートでも機能性があり「デザイン性」が高いものもたくさん出てきているのが現状です。
ではここで、無料と有料のそれぞれのテンプレートのメリットとデメリットを簡単にご紹介しましょう。
2-2.無料デザインテンプレートのメリット
費用なしで整ったデザインが手に入る
何よりも無料テンプレートのメリットと言えば費用面でしょう。
まだサイトを作り始めた個人ブログなんかにはデザインにこだわるはじめの一歩として最適なテンプレートと言えます。
費用は掛けたくないけど、見た目も良くしたいという場合は無料のテンプレートで充分と言えます。
2-3.無料デザインテンプレートのデメリット
他サイトとデザインが同じになる可能性が高い
やはり無料なので良質な無料テンプレートは多くの人が使うことになります。
そうすると必然的に同じテンプレートを使っている人が多くなる可能性は高まります。
本当に良質な無料テンプレートならそれでも良いのかもしれませんが、デザインのオリジナル性を出すという観点から言うとデメリットになる可能性は高いです。
Webサイトに訪れた読者さんにとって最初のWebサイトの印象を良くする事は重要ですからね。
そこで「どこかで見たことのあるデザインだな」と思われてしまうと印象にも残りにくいし、複数のサイトコンテンツを見てみようという気にもならないかもしれません。
他サイトとの差別化を図るためにもオリジナル性の高いデザインテンプレートは必要になってきます
2-4.有料のデザインテンプレートのメリット
有料のテンプレートはやはり費用が掛かる分、サイトの種類ごとに見栄えがよくオリジナリティー溢れるデザインが選べる点にあります。
ECサイト・コーポレートサイト・ウェブマガジン、美容サロンなどサイトの業種、形態に毎にデザインされたテンプレートも多くの会社がリリースしています。
その為、他サイトとの差別化が実現できる強力な武器になります。
また、隠れたメリットとしては書いてる自分自身のモチベーションアップに繋がることも考えられます。
自分のお気に入りのデザインのサイトは大事にしたくなりますよね?育てたくなりますよね?
自分のサイトのデザインは自分好みのものになることにより、サイトを育てようという気持ちになり、結果的にサイトコンテンツが充実する。
という隠れたメリットもはあるのです。
また、デザイン面以外ではSEO対策も無料のものより内部に施されているテンプレートが多く、検索上位に優位になる可能性が高くなります。
2-5.有料テンプレートのデメリット
デザインに一定の費用が掛かる
有料テンプレートは数千円から数万円のものまで様々あります。
企業のサイトならそこまで痛くないかもしれませんが、個人のブログとなると勇気のいる決断になるかもしれません。
なので、はじめは無料のテンプレートから始めて、ある程度余裕が出てきたら有料のテンプレートに切り替えるというのをおすすめします。
有料と言ってもデザインが被る可能性がある。
また、有料のテンプレートは様々な会社からリリースされているので種類が豊富です。
ですが、WordPressなら誰でも使えるテンプレートなので人気な場合、購入者も多くなり有料とは言っても、デザインが他サイトと同じになってしまう場合もあります。
レイアウト変更に制限がある
レイアウトやカスタマイズもオリジナリティーがあり、広告設定の位置やスライダーの表示、非表示、トップ画面の見せ方などある程度自由度が高いです。
しかし、自由度が高いと言っても限界があります。
色の種類やコンテンツ表示のカスタマイズをする箇所が限られているからです。
個人のサイトならそこまでこだわる必要がないかもしれませんが企業のサイトとなるとそうはいきません。
本当に「企業のカラーや世界観を打ち出したい」「必要な情報を伝えたい」「本気である商品を売り出したい」
と言ったときに他サイトと同じデザインや動きをしているサイトだと魅力が100%伝わるか?と言うとそうでないと言えます。
SEO対策されていないテンプレートもある。
有料テンプレートだからといってGoogleのクローラーが巡回しやすい構造になっているなどのSEO対策も100%施されているかと言うとそうではありません。
有料でデザインがすごくかっこよくても肝心のSEO対策が施されていないテンプレートだったらちょっとがっかりですよね。
なので、有料のテンプレートを選ぶ際にはある程度専門的な知識を持ってる人に聞くか、本当に安心できる販売会社を選択する必要があります。
有料だからといって全ての販売会社、商品が安心できないという点ではデメリットと言えるでしょう。
3.デザインカスタマイズにこだわるべきCMSサイトとは?
無料のものから有料のものまで幅広い「デザインテンプレート」ですが、どのタイミングでオリジナリティのある「デザインカスタマイズ」に変更をして独自のサイトに移行していくのかという問題に突き当たります。
一般的には、「デザインテンプレート」を使用していきある程度の利益がでてきたりサイト運用に余裕がでてきた際に「デザインカスタマイズ」を利用するのが良いとされています。
あるいは単純に企業のサイトなら他と被るのは避けたいことだと思いますのでよりカスタマイズされたデザイン、サイトレイアウトにすることをおすすめします。
3-1.デザインにある程度費用が掛けられるサイト
一言で「デザインカスタマイズ」と言っても本格的にカスタマイズするには自力で勉強するか誰かに頼む必要があるので時間的にもお金的にも費用がかかります。
個人でサイト運営する場合、サイト公開時に「デザインカスタマイズ」を行うよりは、顧客の対応や商品の充実や集客などの力を入れた方が良いと思います。
「デザインカスタマイズ」は、時間がかからないのでこの段階では後回しにしてもさほど大きな問題にはならないでしょう。
そして、「デザインテンプレート」から「デザインカスタマイズ」に移行するタイミングとしては、明確なものはありません。
一般的な切り替えタイミングとしては「デザインテンプレート」である程度の利益やお問い合わせが取れるようになってきたらが一番良いかと思います。
利益を出すことによって、その利益を元手に「デザインカスタマイズ」の費用に充てていくのが長い目を見て最適なタイミングと言えるからです。
一方の企業サイトの場合はお金に余裕がある場合は公開前からプロにデザインを含めた制作を任せたほうが良いと思います。
そのほうが初めのインパクトがあり、アクセスも初速が良くなり、途中でデザインを変える時に面倒な移行作業なども必要なくなるからです。
しかし、その余裕がない場合は無理にお金を掛けず、個人のサイトと同様にはじめはWordPressなど無料から始めて、余裕が出てきた場合に商用CMSに切り替えるというのも一つの方法です。
3-2.自社ブランドのブランディングを意識するサイト
CMSの「デザインカスタマイズ」をすればブランディングを打ち出すことができます。
サイト全体の雰囲気をブランド色に合わせたり、ブランドのロゴを自由に入れたりすることが可能になります。
また、特集ページを大きく見せたりするなど、サイト内の情報で見せたい部分を強調することができます。
見せたい部分をトップページに配置することにより、最も読者さんに必要な情報が届きやすくなったり、ECサイトの場合は購入を促すことも可能です。
上記の機能は「テンプレート」でも可能な部分はありますが、テンプレートと言うだけにある程度の型がある中で設定しないといけないので「本当に自由にサイトのレイアウトを決められるか?」というとそうではありません。
デザインカスタマイズをし、オリジナリティーを高めることによってサイトの世界観が他とは違う様に見えるようになり企業の価値を読者さんに感じてもらえるようになるというわけです。
そういった企業のマーケティングを考えたサイトを作成したい場合はプロに頼むのが一番だと思いますよ。
3-3.商用サイトのデザインには売れるデザインが必要
一言でデザインと言っても、芸術家のように独創的で一般人には理解できないデザインもあります。
しかし、サイトを訪れた多くの人に好印象を持ってもらったり、クリック率を上げるサイトを作るには独創的とは逆の意識を持ったデザインにしないといけない場合が多いです。
多くの人に好感を持ってもらったり、伝えたい人に情報を伝えられるデザインですね。
確かに個性的な見た目は人の目を惹きつけますが、商用のCMSサイトの場合はターゲットにしている読者さんを集めたり、場合によっては物を売ったりするサイトなのである程度伝える相手ありきの商用的なデザインを目指すほうが良いでしょう。
意外とこの視点が商用サイトデザインの落とし穴だったりするんですよね。
デザイン素人がその人の好みでサイトのカラーやバナー・ボタンの色を決めている場合、趣味でやっているのならそれでいいんです。
しかし、ビジネスや集客目的のサイトの場合、そのデザインがサイトの価値を下げている場合もあります。
例えば服の話に置き換えるとわかりやすいかもしれませんね。
服をオシャレに着こなせる人と良い服着てるのになんかダサい・・・という人の差はトータルの色の組み合わせやコーデがコーディネートのルールに従ってるかそうでないかの違いだったりします。
全身同系色で全体的にぼやけた印象を与えるとか、スーツにスニーカーを合わせるとか・・・
見る人・着る人によってはオシャレなのかもしれませんが、多くの人からはそうは思われない可能性が高いです。
サイトのデザインにおいても、気づかないうちに先ほどの服の例のような間違いを犯してしまっているサイトはよく見ます。
だからサイトデザインにも基本のルールに従ってデザインすることは必要なのです。
そしてこの人に好印象を与えるデザインのルールはやはりデザイナーさんが一番知っているので、カスタマイズを頼む方が良いですよね。というお話です。
自分でやるとなると独学で勉強するか学校に行かないといけなくなりますから、それなりのコストが掛かるでしょう。
個人のサイトで自分の世界観だけ出したい!特に何か売ったりしてるわけではないので、売り上げなど関係ない。という場合はその人がやった方が良いです。
しかし、企業の場合は基本的に利益を上げたいわけですから、どんなサイトでも多くの人に好印象を持ってもらいやすく、ECサイトの場合なら売上が上がりやすいデザインにするべきなのです。
これは素人ではかなり難しい。
だからプロのデザイナーさんに「売れるデザイン」をカスタマイズしてもらいましょう。
5.まとめ
というわけで、今回はCMSサイトのデザインについてお話ししました。
CMSのデザインは個人でサイト運営されてる方ならワードプレスのテンプレートを使ってカスタマイズするのが簡単だし、効率的です。
更にデザインにこだわりたい場合は自分で勉強するか、知り合いのデザイナーさんに相談してカスタマイズしてもらうのもいいでしょう。
一方の企業のサイトに関しては最近ではワードプレスから商用CMSに移行する企業が増えてきています。
理由はセキュリティーやマーケティングの観点からも自由度が高いからです。
ちなみに、弊社のCMS「SITEMANAGE」ではサイト構築のポリシーとしてオリジナル性を重視しています。
デザイン、ユーザインタフェイスについては1から設定し、構築しますので『CMS』の移行、「デザイン」変更を検討しているのでありましたら一度、お気軽にお問い合わせフォームからご連絡くださいね。
『CMS』の情報について、これからも連載していきますのでぜひこれからも読んでいただければ幸いです!