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企業がコーポレートサイトを制作する目的とは。作り方やリニューアル時の注意点も解説

企業がコーポレートサイトを制作する目的とは。作り方やリニューアル時の注意点も解説

投稿日時:
2021/09/10 13:08

サイトイメージ

はじめに

ネットの普及によるデジタル化によって、多くの企業が会社の紹介としてコーポレートサイトを持つようになりました。

そういった状況の中で、新しくコーポレートサイトの制作を考えたり、以前制作したコーポレートサイトのリニューアルをお考えの企業担当者の方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなコーポレートサイトについて詳しく説明していきたいと思います。

コーポレートサイトとは

コーポレートサイトとは、多種多様なユーザーに対して自社という「企業の紹介」をする目的で制作されたサイトです。

主に「会社概要」や「商品・サービス紹介」、「お知らせ」に「採用情報」など企業情報を掲載しているサイトの事で、営業や広報担当者に代わりオンライン上で会社の説明を行う役割を担っています。

近年は事業規模拡大などにより、一つのサイトにあらゆる情報を掲載するのではなく、会社の説明を「コーポレートサイト」に掲載し、自社のサービスや商品など事業分野に特化した情報は「サービスサイト」として、別に作る企業も増えてきています。

 

コーポレートサイトとホームページの違い

先述の通り、コーポレートサイトは「企業の紹介」を目的としたサイト全体の事を言います。

商品やサービスを紹介することに特化した「サービスサイト」や、商品をオンライン上で買える「ECサイト」、採用情報のみを掲載した「採用サイト」に対して、企業を紹介するための「コーポレートサイト」が存在するイメージです。

また、「ホームページ」という言葉が良く使われますが、これは本来「ホーム」となる「ページ」の事で、一番最初に表示されるページ、トップページの事を言います。

あくまでトップに存在する独立した1ページのことであり、サイト全体を表す「Webサイト」とは別の意味にあります。

しかし、多くの人の認識としては「ホームページ」=「Webサイト」となっているのが現状であり、正しく理解したうえで、状況によって使い分けても良いかもしれません。

 

コーポレートサイトとは違う、その他のサイト

コーポレートサイトは「企業の紹介」を目的に特化したサイトの事です。
ではそれ以外にはどんな○○サイトがあるのでしょうか。主要なものを紹介します。

サービスサイト

サービスサイトは、自社で提供している商品やサービスの情報に特化したサイトです。「新商品の紹介」や「イベントのお知らせ」など、自社の商品やサービスに関する情報を伝え販売につなげるオンライン上の「営業担当」のような存在といえます。

ECサイト

ECサイトは、本来店舗などで販売する商品やサービスをネット上で販売するサイトの事です。

ECは(electronic commerce)の略で、電子商取引の事。「Eコマース」とも言ったりします。近年のスマートフォンの普及により、ECサイトの市場規模は拡大傾向にあります。

ポータルサイト

ポータルサイトとは、様々なコンテンツへアクセスする際の入口(玄関口)となるWebサイトのことです。
日本では「Yahoo! JAPAN」や「Google」などがその代表格です。

企業がポータルサイトを作る際は、先述した「サービスサイト」や「ECサイト」、さらに「コーポレートサイト」の入り口になるようなサイトというイメージです。

ポータルサイトについて詳しくはこちら

採用サイト

採用サイトは学生や転職を考えている社会人などの求職者に対して、必要な情報をまとめたサイトです。
「代表メッセージ」や「社員の声」などを掲載するのが一般的です。

 

コーポレートサイトが果たす目的とは

では、コーポレートサイトが果たす目的とは何でしょうか。
それは、自社がどのような企業であるかをユーザーに知ってもらうための「企業の紹介」をするためです。

自社が取り扱う商品やサービス情報を中心に構築しがちなWebサイト。

しかし、ネットやスマートフォンが普及し、あらゆる人がいつでもネット環境にアクセスできる現代では、一つのサイトに法人顧客や取引先、採用希望者に一般消費者など、多種多様なユーザーがアクセスしてきます。

そういった中で、すべての人が商品やサービス情報を一番に欲しているとは限りません。様々なユーザーの求める情報を掲載しコミュニケーションを図ることで、自社への理解・愛着を持ってもらうのがコーポレートサイトの目的です。

コーポレートサイトを別に持つ選択

近年では、このようなコーポレートサイトを別に作る企業も出てきています。

では、コーポレートサイトを「サービスサイト」などと分けて作る目的とは何でしょうか。それは、ユーザーとより円滑なコミュニケーションを行うためです。

先述の通り、サイトには多種多様なユーザーがアクセスしてきます。取引先は導入事例やお客様の声を、採用希望者は経営理念や採用情報をなど、商品やサービス情報以外の情報を求めるユーザーも多くいます。

そういったユーザーに対し、求める情報を掲載しよりアクセスしやすくするために、コーポレートサイトを分けて作るメリットが出てきます。

コーポレートサイトは定期的なリニューアルが大切

コーポレートサイトは、制作して終わりではありません。定期的な更新をしないと情報も古いままで、ユーザーの印象も良くありません。場合によってはユーザーがサイトを見なくなる可能性もあります。

そういった中で、すでにコーポレートサイトを制作し時間が経過している企業は、リニューアルを考えても良いかもしれません。

ネットの世界は日進月歩で進化しています。そういった中で以前作ったコーポレートサイトが古いままになっていませんか。デザインが古かったり、モバイルへの対応が出来ていないままだとユーザーからのアクセスにも大きな影響を及ぼします。そういった際はコーポレートサイトのリニューアルも必要になってきます。

サイトリニューアルについて詳しくはこちら 

 

コーポレートサイトを作るメリット

では、コーポレートサイトを制作することで、企業にはどんなメリットが生まれるのでしょうか。

ユーザーが必要な情報に素早くアクセスできる

一つのサイト内にあらゆる情報が混在している状態は、ユーザーが必要な情報を見つけにくくアクセスしづらい状態にあります。

そういった状態から、企業情報に特化したコーポレートサイトを制作することで、取引先や採用希望者などが必要とする情報に素早くアクセスできるようになります。

ブランディングやマーケティングに繋がる

また、近年はコーポレートサイトをブランディングのための重要な要素と考え、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みなどのCSR(企業の社会的責任)についてアピールしている企業もあります。

上記に加え、自社の取り組みやサービスの背景をより詳しく掲載し、コーポレートサイトを宣伝・広告といったマーケディング的要素として活用している企業もあります。

お問い合わせや採用活動に有効

コーポレートサイトを制作することで、ユーザーが企業に対する情報をより得やすくなります。

サイト内で自社の魅力をアピールし理解が得られれば、見込み客の創出やビジネスに繋がるお問い合わせの獲得などを得られる効果もあります。

また、求職者は高い確率でコーポレートサイトをチェックしているため、自社の魅力に加え「代表メッセージ」や「スタッフの声」などの内容を掲載することで、求める人材へのアピールや入社後のミスマッチも防ぎやすくなります。

 

コーポレートサイトによく含まれるコンテンツ

では、「コーポレートサイト」に掲載される情報とはどういったものが良いのでしょうか。
主には下記のような内容を掲載するのが一般的です。

会社概要

コーポレートサイトは「企業の紹介」を目的としたサイトなので、会社名や所在地、沿革などを記載した「会社概要」は必須です。

製品やサービス情報

自社が扱っている商品やサービスについての紹介も必要です。ただし先述のとおりコーポレートサイトで情報を掲載しすぎると、かえって情報が探しにくくなる場合もありますので、事業規模によってはこれらの情報に特化した「サービスサイト」を作る会社も出てきています。

採用情報

採用情報もコーポレートサイトに掲載すべきコンテンツです。コーポレートサイトには取引先や一般消費者だけでなく採用希望者も訪れているため、そういったユーザーに対し採用情報を掲載する必要があります。

「採用サイト」として別に制作する企業もあります。

お知らせ

「展示会のお知らせ」や「新商品のお知らせ」など、最新情報やニュースリリースもコーポレートサイトには必要な情報です。またお知らせページに関しては、あまり更新頻度が少ないと「更新されていないサイト」として認識されてしまうため注意が必要です。

お問い合わせフォーム

商品やサービス・求職者から採用についてなど、問い合わせたい場合に「お問い合わせフォーム」の設置をしておくと丁寧です。

 

コーポレートサイト制作の前にやっておきたい5つの事

では、いざコーポレートサイトを制作する際、何から始めればよいのでしょうか。
ここからは、コーポレートサイト制作する前の事前準備についてご紹介します。

①なぜコーポレートサイトを制作するかを考える

そもそもの作る意味を考えましょう。「競合他社が作っているから」といったあいまいな理由で制作しても何も伝わらないサイトになってしまいます。

自社がどのような企業かを知ってもらうためのコーポレートサイト。そこで伝えたいことは何か。他社にはない自社のアピールポイントは何か。創業から今までこだわってきたことは何か。

「会社の顔」となりうるコーポレートサイトであるため、そういった企業理念にまで立ち返り考えると、他社にはない「その企業らしい」コーポレートサイトが制作できるのではないのでしょうか。

②コーポレートサイトを見るユーザーは「誰なのか」整理する

「どんな人が訪れて、どんな情報を求めているか。」それを意識しましょう。顧客や取引先、一般消費者や採用希望者などコーポレートサイトには多種多様なユーザーが訪れます。

訪れる人が異なれば求める情報も異なり、サイト内に掲載すべき内容も異なります。
コーポレートを見るユーザーは誰か。それを考えると次の掲載内容も明確になってきます。

③掲載内容を考える

コーポレートサイトに掲載する内容を考えましょう。

先述の「コーポレートサイトを見るユーザーは誰か」を考えることで掲載内容が明確になるかと思います。

顧客や取引先には商品やサービスの情報を、求職者には採用情報やお知らせの掲載など、サイトを訪れるユーザーが求める情報を意識し、掲載する内容を考えましょう。

④競合他社のサイトを調査する

競合他社のコーポレートサイトを調査し研究しましょう。

他社サイトはどんな強みをアピールしているのか、どんなコンテンツを掲載しているかなど、他社との比較により自社のアピールするポイントや掲載するコンテンツがより明確になるかと思います。

また、他社サイトの気になる部分・良い部分は磨きをかけて、自社のサイトに取り入れても良いかもしれません。そうすることで、より質の高いコーポレートサイトの制作に繋がると思います。

⑤集客用のキーワードを決める

サイトを制作しても、ユーザーに見てもらえないと意味がありません。

自社サイトを認知しているユーザーだけでなく、認知していない新規ユーザーを取り込み、自社のサイトのアクセス数を増やすためには、SEOを意識したサイト制作が有効です。

どんなキーワードで検索したユーザーにアクセスしてきて欲しいか、ユーザーに良く検索されているキーワードは何か。その中からターゲットになるキーワードを選定し、サイト設計を行うことで、Googleなどの検索結果から、新規のユーザーを獲得できるようになります。

SEOを意識したサイト制作、シフトがサポートします。

詳しくはこちら

 

コーポレートサイト制作の4つのポイント

では具体的にコーポレートサイトを制作する際に、考えるべきポイントを見ていましょう。
ただサイトを作るだけでなく、「より伝わる」サイトにするための非常に重要な部分です。

①ファーストビューを大切にする

サイトを訪れた際に一番最初に表示される部分をファーストビューといいます。

人は第一印象が大切と言いますがWebサイトも同じこと。第一印象を担うファーストビューによってユーザーがそのままサイトから離脱するか、より詳しく見てもらえるかが決まると言っても過言ではありません。

ファーストビューには、メインビジュアルと共に企業理念を伝えるメインコピーを簡潔に見せながら、分かりやすい動線を設置するのが一般的です。

②企業理念をしっかりアピール

「企業の紹介」をするためのコーポレートサイトであるため、企業理念をしっかりアピールすることも大切です。先述のファーストビューに、企業理念を簡潔に伝える一文を掲載する形が多く見られます。

また、新たな顧客や求職者への大きなアピールポイントになるため、企業理念については、一ページを設けて詳しく記載しても良いかもしれません。

③導線を分かりやすく

サイトを訪れた際に目的のページが見つからないとユーザーには強いストレスになり、離脱の大きな原因となります。そうならないための、分かりやすいグローバルナビゲーションやパンくずリストの設置、サイドメニューの設置など、分かりやすい導線はユーザービリティ(使いやすさ)の向上にとても重要となります。

④モバイルの対応をしっかりする

近年のスマートフォンの普及により、BtoBサイトであってもモバイルからのアクセスは無視できないものとなっています。パソコンでの見え方だけでなくモバイルでの見え方も意識してサイトを構築しましょう。

 

シフトで制作したコーポレートサイトの制作事例をご紹介します。

コーポレートサイトの作り方

では、コーポレートサイトで伝えたい事や掲載する内容・デザインが決まり、いざ制作となった場合、どういった方法で制作していけば良いのでしょうか。その方法を解説していきたいと思います。

大きく分けて、「静的に作る」か「CMSで作る」かの2通りになります。

「静的」にコーポレートサイトを制作

CMSを導入していないWebサイト

まずは「静的に」Webサイトを構築していく方法があります。

WebサイトはHTMLやCSSといった言語に使って構築されています。

「静的に」Webサイトを構築する方法は、そういったHTMLやCSSのコードを自ら記述して「1ページずつ」制作し、ファイルを直接管理していくことになります。

では、自分で静的にサイトを構築するメリットとデメリットとは何でしょうか。

静的にコーポレートサイトを制作する「メリット」

表示速度が速い

まずは表示速度が速いということがあげられます。

後述するCMSは、一般的にサーバー上にあるデータを都度読み込んだりするため表示速度が遅くなる傾向にあります。それに対し静的に作られたページは、ページに記述されている要素のみを読み込み表示させるだけなので、静的ページはCMSで作られたページに比べ表示速度が速くなります。

こだわったデザインが可能

自ら「1ページずつ」制作していくため、こだわったデザインが可能です。後述するCMS、特に世界中で多く使われているWordPressにはデザインのテンプレートが存在し、その中からデザインを決める形になります。よって「自由にデザインしたい」となったときに制限が存在します。

静的に制作する際は、そういったテンプレートの制約がないため、自由にデザインすることが出来ます。

1ページ単位でデザインが変えられる

上記の「こだわったデザインが可能」に関連することですが、テンプレートによるデザインの制約が無いため、ページ単位で大きくデザインを変えることが可能です。

商品によって1ページ1ページ、大きくイメージを変えたい!そういったことも可能になります。

静的にコーポレートサイトを制作する「デメリット」

表示速度が速かったり、こだわったデザインが可能だったり、静的にサイトを制作するメリットは分かりました。それに対してデメリットは何があるのでしょうか。

制作・更新にHTMLやCSSの知識が必要

ページやサイトを自由にデザインできる反面、そのための知識・技術が必要となります。
具体的にはHTMLやCSSなどの言語に対する知識が必要であり、こういった知識がない場合は開発が難しくなります。

開発に時間がかかる

後述するCMSは、基本的に管理画面からテキストや画像を登録すれば自動で要素やページが生成されます。
それに対し静的に制作した場合は、すべての要素・ページを自分で構築していくため、どうしても開発に時間がかかります。

管理が大変

前述の「開発に時間がかかる」に繋がりますが、各ページの管理も大変です。
静的に制作したページは1ページ1ページ直接管理していくことになります。

なので、ヘッダーやフッターなど複数ページにまたがった要素を修正する際も、1ページずつ修正していかなければならず、非常に手間暇がかかります。

CMSを使ってコーポレートサイトを制作

CMSを導入しているWEBサイトの場合、Webサイトに必要な画像やテキスト、テンプレートなどのデータをデータベースを使ってCMSで一元管理できます。データベースに保存された画像やテキスト、テンプレートなどのデータをCMSが組み合わせて、Webページを自動的に生成します。そのため、マークアップ言語やプログラミング言語を知らない方でも簡単にWebページの更新等が行うことができます。

では、静的に作らず、CMSを使ってサイトを構築した場合はどうでしょうか。

そのメリットとデメリットを見ていきたいと思います。

そもそもCMSとは

先程から度々記述しているCMSですが、そもそもCMSとは(コンテンツ・マネジメント・システム)の略で、Webサイトを構成する画像やテキスト、レイアウトの情報などを管理してくれるシステムの事です。

HTMLやCSSといったWeb制作に必要な専門知識がなくても、ページを制作していくことが出来る非常に便利なシステムで、世の中の多くのサイトはこのCMSを使って作られています。

CMSについて詳しくはこちら

CMSを使ってコーポレートサイトを制作するメリット

では、CMSを使ってサイトを構築していく際のメリットを見ていきたいと思います。

専門知識(スキル)がなくても更新作業ができる

CMSを使えば、静的に制作する際に必要だったHTMLやCSSの知識は必要ありません。基本的にデザインテンプレートを選び管理画面から画像やテキストを挿入すれば自動的にページが生成させる仕組みになっているため、容易にサイト・ページの制作が可能です。

ヘッダーフッターなど共通部分を一括で管理できる

ヘッダーやフッターなど複数のページにまたがる共通部分。静的に制作したサイトは1ページずつ変更が必要だったのですが、CMSを使えば、そういった変更・管理が一括でできるようになります。

SEOに強い

CMSによって制作されたWebサイトは、内部構造が統一されるため検索エンジンに評価されやすく、自動的にSEO対策に繋がります。知識が無くても各ページがGoogleなどの検索による上位表示が可能になります。

サイト全体に統一感が出る

CMSでは、先述のデザインテンプレートによって、サイト全体でデザインが統一されています。

同じテンプレートが反映されるので、ページを増やした時だけでなく、タブレットやモバイルに対しても統一されたデザインが反映されるため非常に便利です。

コストと時間の削減

CMSでは、新しいページの制作やサイトの更新業務が容易にできます。今まで新しいページ制作や更新業務を外注していた場合は、これらのコストや外注先とのやり取りの時間が無くなるため、社内の担当者のみによるスムーズなサイト運営が可能になります。

CMSを使ってサイトを制作するデメリット

先述のように、HTMLやCSSの知識がなくてもサイト制作が可能となり非常に便利なCMSですが、当然デメリットもあります。

自由なデザインがしづらい

CMSには基本的にデザインテンプレートが存在するため、テンプレートから大きくデザインが変わるページは制作することが難しくなります。

セキュリティのリスク

CMSは、ブラウザで開いた管理画面を経由してサイトを制作・更新しているため、時間や場所を選ばずどこからでも更新できるメリットがあります。しかしその反面、不正アクセスやサイバー攻撃といったセキュリティリスクの懸念があります。

管理画面の操作を覚える必要がある

CMSで制作したサイトは管理画面から登録修正をしていくのですが、そういった管理画面の操作の仕方を覚える必要があります。最近では直感的に操作できるものがありますが、やはり操作方法を覚えるための慣れの時間が必要になってきます。

CMSの種類

デザインの制約や脆弱性の問題もありますが、やはり専門的知識が無くてもサイトの制作が出来るCMSは、世界中で多く使われるシステムです。

そんなCMSにも大きく分けて2種類あり、導入方法や費用について違いがあるため注意が必要です。

オープンソースCMS

プログラムのソースコードが無償で公開されているCMSです。ソースコードが公開され誰でも利用や修正することができ、自由にカスタマイズもできることから、世界で最も使われているCMSのタイプです。その中でも圧倒的なシェアを誇るのがWordPressです。

WordPressについて詳しくはこちら 

パッケージCMS

Web制作会社などが独自に開発したCMSに対して、ライセンスを購入し、自社のサーバーにインストールするタイプのCMSです。

個人よりも、企業・組織などの商用運用を想定した基本機能をCMSパッケージ化したものになります。開発元が導入・運用に対してサポートしてくれるため、安心して使用することができます。弊社のSITEMANAGEもこのパッケージCMSに当たります。

 

オープンソースCMS「WordPress」でのコーポレートサイトの制作方法

CMSワードプレスのイメージ画像

 

サイト制作に非常に便利なシステムCMS。そのなかでも圧倒的なシェアを誇るのがWordPressです。
では、そのWordPressでサイトを制作する際のメリットとデメリットを見ていきたいと思います。

WordPressについて、詳しくはこちら 

WordPressで制作するメリット

・Webサイトの構築が簡単

・コンテンツの更新が容易

・日本でも多く使われているので情報が豊富

・コストがほぼ0

上記のように日本でも多く使われ情報量も多く、導入コストが安いのがメリットです。

WordPressで制作するデメリット

・脆弱性の問題あり

・企業等、大規模なサイトの運用に向いていない

・デザインにこだわる際はスキルが必要

・電話等サポートがないので自己対応

上記のように脆弱性に問題があり、電話のサポートがないのがデメリットとなっています。企業氏となどを制作する場合は、注意が必要ですね。

コーポレートサイトに適したWordPressテーマの選び方

メリット・デメリットを踏まえた上で「WordPressでコーポレートサイトを制作」となった際に、どの「テーマ」にするかが重要になってきます。

WordPressには、デザインのテンプレートである「テーマ」が用意されています。有料・無料含め無数に存在するテーマの中から、自社のコーポレートサイトに適したものを選ぶにはどうすれば良いのでしょうか。

下記の点に気を付けて選ぶと、大きな間違いがなく制作できそうです。

商用利用が可能か

有料・無料のテーマの中には「商用利用不可」のものや、条件付き(開発元サイトへのリンクが必要など)のものもあります。利用規約・ライセンスをしっかり読み、商用利用可能かどうか確認しましょう。

日本語対応されているか

世界中でサイト構築に利用されているWordPress。英語表記のオシャレなデザインに惹かれてインストールしたけど、日本語対応していなかったということもあります。テーマが「日本語対応」しているかもしっかり確認しましょう。

セキュリティ面に不安がないか

WordPressは「オープンソースCMS」であるため、セキュリティに対する脆弱性への不安があります。テンプレートである「テーマ」も、セキュリティに対し日々更新が行われているのですが、「テーマ」によっては長期間更新がされていないものも存在します。そういったテーマは出来る限り避けましょう。

多くの企業が導入しているテーマは、そういった不安が少ないと言えます。

サポート面はしっかりしているか

上記の「セキュリティ面に不安がないか」に通じますが、テーマによってはサポートが充実していないものもあります。特に無料のテーマはサポートについて期待できない場合が多く、注意が必要です。

カスタマイズが容易に行えるか

デザインテンプレートである「テーマ」によって、基本的なデザインは自動で構築されますが、そのままだと他のサイトと似たものになってしまうため、オリジナリティを出したくなります。

そういった際に、見出しなど特定の要素に対し容易にカスタマイズが行えるテーマを選びましょう。

ここまで、WordPressでコーポレートサイトを制作する場合のメリットやデメリット・注意すべき点などを見てきました。

WordPressで制作する際のまとめ

WordPressは利用者の情報量も多く導入費用も低く抑えられるなどメリットはありますが、企業サイトを構築するとなると、安心して使うためのセキュリティやサポート面でやや不安が残ります。

また、「テーマ」によってサイトのデザイン性はある程度可能となりますが、同じ「テーマ」を使うサイトとの差別化は難しく、より自由度の高いデザインやカスタマイズ性を求めたくなります。

シフトの「SITEMANAGE」では、上記のようなセキュリティ問題や自由度の高いデザイン性を可能にしたパッケージ型のCMSになります。

 

パッケージCMS 「SITEMANAGE」でコーポレートサイトを制作する

CMSの種類

シフトのパッケージCMS「SITEMANAGE」では、管理画面からサイトの内容を変更できるCMSのメリットを持ちつつ、WordPressに対するセキュリティやサポート面への不安の解消と、テーマから解放された自由なデザインが可能となります。

SITEMANAGEの特徴

・安心のセキュリティ

・デザインの自由度

・自社開発による不具合の対応

・大規模なサイトの運用に対応

上記のように、セキュリティ面への不安解消やデザインの自由度を実現しながら、安心したサポートを受けられることが特徴です。

SITEMANAGEについて詳しくはこちら

 

SITEMANAGEのコーポレートサイト制作事例

 

シフトのSITEMANAGEでは、これまで様々なコーポレートサイトを制作してきました。

その実例を「BtoB」と「BtoC」に分けて紹介していきます。

ちなみに「BtoB」は、“Business to Business”の略称で、企業が「企業に対し」商品やサービスを提供するビジネスモデル。それに対し「BtoC」は、“Business to Consumer”の略称で、企業が「個人(一般消費者)に対し」商品やサービスを提供するビジネスモデルです。

BtoBサイトについてはこちら 

BtoBとBtoCでの制作ポイントの違い

コーポレートサイトを作る際、「BtoB」と「BtoC」では、サイト内でアピールするポイントが異なってきます。では、具体的に何が異なるのでしょうか。

BtoB向けコーポレートサイトの制作ポイント

BtoBで扱う商材は高額なものが多く、意思決定も「会社として」となるため、検討期間が長くなる傾向にあります。そういった中でユーザーに促したい行動は、とにかく「検討対象の1社」に選んでもらい「お問い合わせ」をしてもらうことです。

そのためにサイト内では、商品の大まかな価格に加え商品詳細のダウンロードなど商品に対してだけでなく、過去の導入実績や納期までの流れに、納品後のサポートについてなどを記載します。

また、よくある質問で細かい部分の不安要素を取り除き、長く付き合える「信頼できる企業」であることを伝えることが大事です。

デザインにおいては、奇抜な見せ方や刺激的なカラーはあまり使わず、シンプルで分かりやすく、優しいカラーリングのものが多く見られます。

BtoC向けコーポレートサイトの制作ポイント

それに対しBtoCで扱う商材は、基本的にBtoBに比べ価格も安く、一般消費者である「個人」が意思決定するため検討期間も短くなる傾向にあります。

そこでユーザーに促したい行動としては、商品を認知させ興味を持ってもらい、店頭で見かけた際に購入してもらうことです。そのため、サイトのトップページには特定の商品やサービスを大きく掲載し、会社ではなく「商品やサービスそのもの」を印象付ける傾向にあります。

デザインやカラーは印象に残ることを意識、少し奇抜なものにする傾向があります。

また近年では、消費者や顧客に対し商品やサービスがどう認識されるかを意識した「ブランディング」に力を入れ、短期的な購入ではなく中長期的な関係構築を意識した企業も多くなっています。

BtoBのコーポレートサイト制作事例とデザイン

では、実際にシフトのSITEMANAGEで制作したBtoBのコーポレートサイトの事例を見ていきたいと思います。

ダイキンアプライドシステムズ様

 ダイキンアプライドシステムズイメージ画像

特徴とデザイン

製品情報や技術情報、事業案内などを紹介するBtoBユーザー向けコーポレートサイトです。

ファーストビューでは、空気と熱を扱う専門家である事を伝えるメインコピーと、地球環境への配慮を思わすメイン画像を印象的に見せています。また、ユーザーが目的のページにアクセスしやすいよう導線設計を行いつつ、重要なコンテンツはトップページの目立つ場所にバナーを設置し、ユーザーに企業の取り組みや思いを伝えようとしています。

日本電産コパル電子様

 日本電産コパル電子イメージ画像

特徴とデザイン

製品情報が1500以上掲載されているBtoB向け製品のコーポレートサイトです。

膨大な製品から目的の製品にたどり着けるよう、検索窓へのアクセスを分かりやすい位置に設置。また、会員ページと多言語展開にも対応しており、それらのアクセスもヘッダーの分かりやすい位置に設置しています。

エイブル山内株式会社様

 エイブル山内株式会社イメージ画像

特徴とデザイン

医療や消防・製鉄など、特殊作業をサポートする製品を扱う会社。ファーストビューのメインメッセージが印象的です。

BtoBサイトでありながら特殊な製品を扱うということで、製品そのものにフォーカスを当てる見せ方をしています。また、シンプルでありながらも、ヘッダーの「カタログ」や「お問い合わせ」に背景色を付け目立たせています。

BtoCのコーポレートサイト制作事例とデザイン

株式会社コイズミファニテック様

  株式会社コイズミファニテック様

特徴とデザイン

学習机を製造販売している会社のコーポレートサイトです。ファーストビューで検索窓と各要素へのリンクボタンを大きく設置し、ユーザーへの分かりやすい導線としています。

また、学習机ポータルサイトとしての役割も持っており、SEOを意識した学習机に関するお役立ちコンテンツを毎月配信しています。そのコンテンツへの導線もファーストビューで大きく占めるようにして、ユーザーが情報を探しやすい設計にしています。

株式会社柿安本店様

 株式会社柿安本店イメージ画像

特徴とデザイン

精肉、惣菜、和菓子等の製造販売を行う会社のコーポレートサイトです。

タイムリーな商材や情報を一番大きな画像で見せ、その下に複数の「おすすめ」をファーストビューに掲載しています。
また、背景として質感のある和紙を使用し、「老舗」としての落ち着きを表現しています。

中埜酒造株式会社様

 中埜酒造株式会社イメージ画像

特徴とデザイン

お酒の製造・販売をしている会社のコーポレートサイトです。

シンプルなメインコピーと歴史を感じる酒蔵のメイン画像で、企業のこだわりを印象付けています。
また、ファーストビューに製品一覧へのボタンを分かりやすく設置し、ユーザーを誘導しているも特徴的です。

 


 

コーポレートサイトについてまとめ

今回はコーポレートサイトについてみてきました。

そもそもコーポレートサイトとは?から始まり、サイト内に掲載すべきコンテンツや事前にやっておきたい事、CMSを使った具体的な制作方法からシフトの制作実例まで多岐にわたり紹介してきました。

コーポレートサイトは「企業の紹介」をするための顔となる重要なものです。今回ご紹介をした内容が何かのお役に立てれば幸いです。


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