こんにちは、株式会社シフト データアナリスト担当『H』です!
携帯電話の買い取りや販売を手がける市場において、2018年1月から10月までの約10ヶ月間で中古のフューチャーフォンの販売台数が前年比で約1.5倍にあたる15万台以上という過去最高の売上をあげたことが分かりました。
今年の末には、20万を超える見込みと予想されております。
ガラケー専門店の出店も増加していることも販売台数の増加にもつながっていると言われております。
あるアンケートによると「スマートフォンの使用をやめたい」「SNSの閲覧が面倒」「利用料金が高額」というユーザーが
1000人中で約27%を占めているようです。
シンプルで安い端末を求めるユーザーが多く、2018年はガラケー回帰の年にもなりそうです。
電話やメールが中心という方であれば、ガラケーでも良いかもしれません。
皆さんの中で、スマートフォンからガラケーに戻したという方はいらっしゃいますか?
本日は、「CMS」でSEO上位表示のポイントについてご紹介させていただきます。
テーマ:「CMS」のSEO上位表示のポイント(前半編)
1.「CMS」でSEO対策する際の注意
「CMS」でSEO対策する際、導入前に注意しておく必要があります。
SEO対策を要件段階から考慮しておかないと、いくら更新したとしても上位表示が困難になる場合もあります。
導入段階からSEOを意識しておかなければ、後々に費用がかかってしまうことがあるので確認が必要です。
カスタマイズ可能な「CMS」などは検索エンジンからスパム扱いされるものもあるので、しっかりと対策はしていきたいです。
SEO対策は、リスティング広告と比較して即効性があるものではないので、Webサイトリニューアル時に対策しておけば中長期的に上位表示されるので早いに越したことは無いです。
それでは次に「CMS」でSEO対策する際に必要なポイントをご紹介させて頂きます。
次に「CMS」でSEO対策する際に必要なポイントをご紹介させて頂きます。
2.「CMS」でSEO対策する際に必要なポイント
【1.重複コンテンツや重複ページが存在していないか?】
重複コンテンツ、重複ページとはページの内容がほとんど同じでURLのみ異なるものです。
Googleなどの検索エンジンは同一ドメインで内容が同じURLをクロールすると、重複ページのどちらか一方を検索結果から表示されない様にします。
重複ページが存在すると、上位表示させるために作成していたページが検索結果から除外されてしまったり被リンク自体の評価が下がったり、ドメインの価値が下がってしまったりするのでSEO対策を行っていても
上位表示が難しくなる場合もあります。
「CMS」で発生する重複ページとしては、下記が挙げられます。
・www.の有無の重複
※www.が有り無しどちらでもリンクすることが可能なのでhtaccessで転送がおすすめです。
・デバイス別の重複
※スマートフォンやタブレット別にURLを用意しており、それが重複ページと認識されている場合もあります。
この場合は、URLを統一もしくはcanonicalタグを記述して正しく認識してもらう様に対策を打つほうが良いです。
・CMS側でユーザーのログ取得の際、パラメーター有無などの重複
これらが発生させないためにも、各検索エンジンに存在する重複コンテンツの説明をきちんと把握しておく必要があります。
【2.クローラーが自身のサイトをクロール可能かどうか?】
SEO対策は、クローラーと呼ばれる検索ロボットに自社のWebサイトをアクセスしてもらい情報取得してもらうことから始まります。
「CMS」の中には、クローラーを制御するものもあります。ここも、確認しておく必要があります。
クローラーのアクセスは、ユーザーと同じものを見せるようにする方が有効的です。
クローラーにユーザーと違うページを見せると、検索エンジンがユーザーに有益なWebサイトを見せていないと
判断し検索順位を下げられたり、最悪の場合はスパム扱いされて上位表示することが難しくなる可能性が高いです。
クローラーにアクセスされているかは、Googleサーチコンソールから確認することができます。
Webサイトがリリースされて、期間が経過した際に確認しておく必要があります。
【3.関連が無い可能性があるページには「no index」を設定する】
検索エンジンは、検索するユーザーの有益ではないページを低品質と評価し上位表示させないようにします。
このようなページが多ければ多いほど、ドメインの評価も低くなりサイト全体に影響を及ぼします。
サイト自体が低品質な状態だと、クローラーがクロールしにくくなるために低品質の状況が続いてしまう場合もあります。
検索では低品質と評価されても、Webサイトには残しておきたいページもあります。
その際は「no index」を設定しておくことで、クローラー自体にクロールさせないようにすることが可能です。
【4.被リンクをたくさん貼り付けてランキングを操作していないか?】
被リンクは、他のサイトから設置されたリンクのことです。
以前までのSEO対策は、この被リンクが重要視されていましたが検索エンジンのアップデートにより現在はあまり有効的ではなくなりました。
強い被リンク先から得たもので故意にランキングを操作したりすると、スパム扱いされてしまったり最悪の結果、ペナルティを受けてしまい検索しても表示されないという場合もあります。
質の良いサイトからの被リンクは問題無いですが、人工的に作成した被リンクは絶対に避けた方が良いと言えます。
【5.「sitemapXML」は生成してあるか?】
検索エンジンがクロールする手法としてXMLのサイトマップです。
新規でページを追加した際も、「sitemapXML」側を自動更新することでクローラーの巡回を促進することが可能です。
これはGoogleサーチコンソールで「sitemapXML」を登録や更新が可能です。
【6.「robots.txt」が設置可能か?】
「robots.txt」は、クローラーが一番最初にクロールする箇所になります。
また「robots.txt」は、クローラーへどの箇所をクロールして欲しいかを伝えるものになります。
「robots.txt」を設置することで、検索エンジンにて表示させたいページや低品質なページがあればそのページをクロールしないという設定も可能です。
まれに「robots.txt」が設置出来ない「CMS」もあるので、設置可能かどうかを確認しておくことが必要です。
【7.内部リンク】
内部リンクは、自社Webサイトでのリンクの行き来を指します。
内部リンクは外部リンク以上に重要なものになります。
クローラーはページ内のリンクを辿っていき、次々とページをクロールしていきます。
ユーザーと同じように、分かりやすいリンク先の方がクローラーにも高評価につながります。
関連性が強いページをリンクすればするほど、このページの検索順位は高くなります。
また、他ページへアンカーテキストでリンクさせることにより、リンク先と関連性が高いと評価され上位表示につなげることができます。
内部リンクの作成方法は、下記が良いとされております。
・関連性が高いページにリンクを貼ることができているか
・蓄積してきたコンテンツやページをクローラーがクロールできるようになっているか
・上位表示したいページに各ページからリンクされているか
これらのことを作成しておけば、内部リンクから上位表示することができます。
「CMS」でSEO対策する際に必要なポイントとしては、重複ページを減らすことが重要です。
また、クローラーが自社サイトをクロールできる仕様になっているか。
関連性が低いページに関しては、極力減らすもしくは「noindex」の設定を行う。
無駄な被リンクはできる限り貼らないようにする。
新規ページを追加した際は、「sitemapXML」を更新しておくようにする。
「robots.txt」にて、どのページをクロールするかまたクロールさせないかを記述しておく。
内部リンクを構成する上で、リンク先が関連性が高いページにリンクされているかを確認しておく必要があります。
細かい設定をしておくことで、上位表示につなげることができるのでこのあたりは確認しておいた方が良いでしょう。
SEO対策のポイントとしては、下記になります。
1.重複コンテンツを作らない。
2.クローラーが自身のサイトをクロール可能か
3.関連性が低いページには「no index」を設定する
4.評価が低い被リンクを貼っていないかを確認する
5.「sitemapXML」は生成してあるか
6.「robots.txt」が設置可能かどうか
7.内部リンクは関連性が高いものか
これらを最低限理解しておけば、上位表示も行うことができます。
若干、作業項目が多いですが集客力をWebサイトにつけるために継続的に行っていければと思います。
まとめ
1.「CMS」でSEO対策する際の注意
2.「CMS」でSEO対策する際に必要なポイント
3.まとめ
本日のブログで、「CMS」でSEO対策をご紹介させていただきました。
弊社の「CMS」ではSEO対策や「sitemapXML」に対応しております。
「CMSでSEO対策を今後検討している」「サイトリニューアルの機会にSEO対策を行っていきたい」という方がいらっしゃいましたら、是非ご相談ください。
まずは一度、ご相談頂ければご対応させて頂きます。
ご不明点などあればお気軽にご連絡頂ければと思います。
次回も「CMS」でSEO対策に関する情報をご説明させていただければと思いますので、宜しくお願い致します。