「CMS」のSEO上位表示のポイント(後半編)

「CMS」のSEO上位表示のポイント(後半編)

投稿日時:
2019/03/12 20:23

cms,SEO,上位表示

こんにちは、株式会社シフト データアナリスト担当『H』です!

ドコモとサイゼリヤが店舗オペレーション効率化の実験を始ることが明らかになりました。

この実験の内容としては、ドコモが持つリアルタイム人工統計データとサイゼリヤが持つ過去の売上実績データを

かけ合わせてドコモが開発したAI技術でリアルタイムの売上予測を行ういうものです。

この実験では、現時点から1時間後から数時間後や翌日加えて数週間後の売上の予測をたてることが可能となっております。
そのデータを各店舗のタブレット端末に送信することも可能になっています。
さらには、天候やイベント開催の予測も考慮して売上をたてることも可能になっております。

この予測結果をベースに各店舗内の従業員のシフト管理に活用することが活用することで
来店客の待ち時間や機会損失の削減、従業員の負担の最適化などにも活用できます。

この実験結果には誤差が少なく、今後は様々な業種へのサービスの実用化をドコモは目指しています。

政府が提唱している働き方改革の影響もあり、この様なサービスが増えてくるのかと予想できます。


本日のテーマは、前回から引き続き「CMS」のSEO上位表示のポイントについてご紹介させていただきます。

テーマ:「CMS」のSEO上位表示のポイント(後半編)

1.「CMS」でSEO対策する際に必要なポイント

前回は、検索エンジンにどのように認識してもらうかをポイントにしておりましたが
今回は内部的な構造をポイントにご紹介したいと思います。


「CMS」でSEO対策する際に必要なポイントとしては、下記となっております。

【1.タグは社内で設定が可能かどうかの確認が重要】

内部対策を実施していく上で、重要なのがtitleタグ、metaタグ、h1タグです。
これをページごとに設定ができる方が、内部対策は効果的です。

「CMS」ではこの設定が細かくできないというものもありますので、注意が必要です。

できるのであれば、いくつかの商品が集まっているカテゴリーのページにも設定ができる方がより効果的です。

【2.HTMLの記述】

Webサイトを構築するHTMLがW3Cと呼ばれる準拠機関に沿った記述で記述しないと
クローラーに正しく読み込まれなかったり、スパム扱いされる危険性も高いので記述が正しいものかを確認することも大切です。

【3.ページ固有のURLかどうか?】

クローラーはURLをもとにページを読み込んでいきます。
ページ内容に対して、URLが振り分けられていることをおすすめします。

ページ内容が異なるものなのに対して、URLが同じだと1ページのみと判定されてしまいます。

確実にクロールしてもらえるように、URLはページ対してのものになるか確認が必要です。

【4.「CMS」側に使用不可のタグは無いかを確認】

クローラーは、HTMLのタグを解析してページ内容を取得していきます。
画像タグや太字タグなどもクロールされる上で重要な要素になってきます。

「CMS」側でこれらのタグに制限がかかっていないかを確認しておく必要があります。

【5.パンくずリスト】

ユーザーに対して、サイトの構造を分かりやすくするのがパンくずリストです。
パンくずリストは、ユーザーがどの構造に居るのかが分かるものに加えて内部リンクを貼り付けることが可能なので検索エンジンに認識させるためには有効な手法とも言えます。

【6.コンテンツ内に対策したキーワードを記載しているか?】

Googleなどの検索エンジンは、キーワードの出現頻度やキーワードの位置、加えてキーワードの前後の文章から内容を把握しています。
上位表示させたいキーワードが文章内に記載されているかを確認しておく必要があります。

文章内にキーワードが2%から3%、多くても5%を目処に対策キーワードを記載していく方が良いとされております。

対策したキーワードがタイトルから始まっていると判定されその内容から始まっていると判定されるので検索エンジンにとっても分かりやすいとされております。

【7.404ページはできる限り減らす】

404ページとはアクセスしたページ自体が無いという表記です。

404ページ自体が上位表示されていたりするとユーザーが流入する可能性もあるので、
この際は他のページに誘導させたりしてユーザーの流入を減らさないということも必要です。

GoogleではWebサイト全体のユーザー数も検索順位に反映させたりしているので、

ユーザーの流入を逃さない方が良いと言えます。

【8.サイト表示速度】

Googleではサイト自体の表示速度も上位表示の評価の一つとして考慮しています。
Googleが提供している「Google PageSpeed Insights」「Googleアナリティクス」などで

サイトのスピードを計測することも可能になっております。

HTMLのみではなく、画像やCSS、Java Scriptまでの全ての動作が完了するまでの時間も含まれるとされているので

速度が遅いのであれば全体を見直すのも重要とされています。

【9.URLを1つのURLに統一しているか?】

Googleではスマートフォンやタブレットに対して別々のURLではなく、1つのURLが良いとしています。
これは、重複コンテンツを未然に防ぐためのものとされています。

また、マルチデバイスに対応しているかも重要になってきます。
モバイルのみしか対応していないといったサイトも少なくありません。

SEO対策で最大のパワーを発揮させるためには、あらゆる端末でサイトを閲覧できるようにすることです。
近年、パソコンで閲覧して購入するというアクションは、パソコンよりスマートフォンで行うユーザーも増えています。

この対策を行うことで、ユーザーの流入も増えるので検索エンジンには高評価を得ることができます。

【10.JavaScript、CSSは出来る限り外部ファイルにする】

JavaScriptやCSSは記述や容量によっては、クローラー自体がクロールしない場合があるとされております。
「CMS」では、JavaScriptを多く使われているので使われていないソースがあれば削除することをおすすめします。


「CMS」でSEO対策する際に必要なポイントとして、タグの設定は非常に重要となっています。
また、タグを構成しているHTMLの記述やURLもポイントとして挙げられます。

サイト内では、パンくずリストや404ページ、サイト表示速度やHTML内で記述などを対応していくことで上位表示が更に見込むことができます。

「CMS」を使ってのSEO対策する上で注意する点は何なのでしょうか。

次に、SEO対策する上での「CMS」の注意点をご紹介させていただきます。


2.SEO対策する上での「CMS」の注意点

SEO対策する上での「CMS」の注意点としては、「CMS」だからといって有効や無効はありません。
良質なコンテンツを提供していける「CMS」であれば、「CMS」以外のものにも太刀打ちすることは可能です。

ユーザーに良い記事と判断されるようにこころがけてコンテンツを作成していくことがクローラーにも良い判断をされることにつながります。

ただし、極端にSEO対策が出来ない「CMS」もあるものありますのでそこは検討段階からSEO対策ができる「CMS」を選択していくことは必要です。


「CMS」でもきちんとSEO対策が継続的に行う環境があれば、上位表示も無理ではありません。
対策をきちんと行いながら、良質なコンテンツを提供し続けることが重要です。

十分なSEO対策が可能な「CMS」を選択していくことが大前提になります。

「CMS」でSEO対策する際、内部的には対策としては

・タグの設置

・HTMLの修正

・URLの整理や改善

・サイト表示速度の改善

・継続的な改善

などが挙げられます。

サイト改善が可能になり、クローラーに読み込まれるようになります。
流入も増加していき、検索エンジンからも高評価を得られるようにもなります。


まとめ

1.「CMS」でSEO対策する際の注意

2.SEO対策する上での「CMS」の注意点

3.まとめ

本日のブログで、「CMS」でのSEO対策について興味や理解していただけれた幸いです。

ご不明点がございましたら、お気軽にご連絡頂ければ幸いです。

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今後も「CMS」の情報をご紹介させていただきます。

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