CMSとは?種類や仕組み、導入時のポイントをわかりやすく解説!

この記事は2021年7月15日に更新しております。

CMSとは

はじめに

当社はこれまで、Webサイトの制作やリニューアルを自社開発のCMSで行ってまいりましたが、お客様の中には「CMSとは?」「CMSってよく耳にするけど、いまいちよくわからない」「Webサイト更新が簡単っていうけど、本当かな?」といった疑問を持たれている方は少なくないです。

実際にCMSがどんな仕組みで、どんな機能があるのかがわからないと、CMS導入の有無や運用のイメージもしにくいと思います。

この記事ではCMS導入を検討されている方に、検討するうえで知っておいてほしいことについて解説していきます。

これを読めば、「CMSとは?」といった疑問が解消され、Webサイトの運用イメージをつかんでいただけるでしょう。

CMSとは

CMSとは、Contents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略語で「コンテンツ管理システム」とも呼ばれます。

Webサイトのコンテンツを構成するテキストや画像などを統合・体系的に管理して配信などの処理を行ってくれるシステムの総称です。簡単に説明するとwebに関する専門的な知識が無くても、webサイトのページが作れたり、更新したりすることが出来ます。

web制作は本来、HTMLと呼ばれる文章を定義するための言語や、CSSと呼ばれるwebページのデザインやレイアウトのスタイルを指定する言語など、専門的な知識や技術が必要となります。

そのような知識や経験が無い方がwebサイトを構築・更新するには、専門知識や技術を学ぶ必要があり、それが難しいようであれば、web制作会社に依頼をする必要があります。

CMSでWebサイトを構築すれば、Word感覚でページの更新・管理することが出来るようになるのです。

CMSの仕組み

続いてはCMSのWebページを表示させている仕組みについて簡単に解説します。

CMSを導入していないWebサイトの仕組みも一緒に解説しますので、それぞれの仕組みの違いを知っていただければ、なぜ更新や管理が容易に行えるのかがお分かりいただけると思います。

CMSを導入していないWebサイトの仕組み

CMSを導入していないWebサイトの仕組み

まず、CMSを導入していないWEBサイトの場合、HTML・CSSといったマークアップ言語や、Javascript・PHPなどのプログラミング言語を用いて、Webサイトのページを「1ページずつ」作成・保存・管理する必要があります。

この場合マークアップ言語やプログラミング言語を書くことができる人にページの作成・更新等を依頼しなければならず、社内にそのような方がいなければ、制作会社に都度外注する必要が、コストも当然かかってきます。

CMSを導入しているWebサイトの仕組み

CMSを導入しているWebサイトの仕組み

CMSを導入しているWebサイトは、データベース上に画像・テキスト・テンプレートなどのデータを個別に保存し、Webサーバにリクエストが来たタイミングでCMSが必要に応じてそれらのデータ取り出し、Webページを自動的に生成してくれます。

そのため難しいWebの知識を必要とせず、ページの更新や追加が行えるのです。

CMSの種類

CMSとは、専門知識がなくても簡単にWebサイトのページを追加したり、更新したりすることができるツールだとはお分かりいただけたと思います。

そんなCMSには無料で使えるものから有料なものなど、いつくか種類があります。その種類は大きく分けて3つに分類でき、ここではその3つCMSについて解説します。

オープンソースCMS

オープンソースCMSのマーク

オープンソースCMSとは、プログラムのソースコードが無償で公開されており、商用・非商用問わず誰でも利用でき、修正・配布もすることができるライセンスのことを言います。

ソースコードが公開されているため、誰でも自由にカスタマイズができることから、全世界で最も多く使われているCMSとされています。その中でも圧倒的なシェアを誇っているのが「WordPress」です。

主にブログ向けに制作されたCMSですが、HTMLやCSSの知識があれば、企業向けのWebサイトにカスタマイズすることができます。

レンタルサーバーと契約してCMSのシステムをインストールして利用するため、自分でサーバーや専用のパソコンを用意する必要もなく、CMS自体は無料のものが多いので、月々1,000円のレンタルサーバー代だけでWebサイトを持つことが出来る場合もあります。

パッケージCMS

パッケージCMSのイメージ

パッケージCMSとは、CMSベンダーが独自に開発したCMSライセンスを購入して、自社サーバにインストールするタイプのCMSのことを言います。

オープンソースとは異なり、企業や組織などの商用利用を想定した機能が豊富にあり、これらを含めたCMSの基本機能がパッケージ化されているのが特徴です。

また、ベンダーがCMSの導入・運用をサポートしてくれるので安心して利用することができます。

ただし最初にライセンスの購入が必要になるため、初期費用が高くなりますが、カスタマイズの幅が広かったり、サポートが充実していたりするメリットも多いです。

クラウドCMS(SaaS型)

クラウドCMSのイメージ

クラウドタイプのCMSとは、クラウドサービス事業者(AWSなど)の所有するプラットフォームを利用して、ネット上にWebサイトのデータを置き、そこから管理・更新をするタイプのCMSです。

機材の用意は不要で、導入の初期費用もパッケージCMSほど高くなく、スピーディーな導入が可能です。ただし利用している間はランディングコストが常にかかります。

CMSの基本的な機能

コンテンツ管理中

CMSには様々な機能があり、各CMSでそれぞれの独自機能があったりもします。シフトの自社開発CMSの機能も100種類以上あり、お客様の要望に合わせて必要な機能をチョイスしていきます。

そのためCMSの選定において、どんな機能を持ったCMSを選ぶのかは非常に重要になってきますが、ここではほとんどのCMSが搭載してる一般的な機能を紹介していきます。

まずはCMSの基本的な機能を知っていただき、CMSで何ができるのかをつかんでおきましょう!

コンテンツ管理機能

CMSのメイン機能で、テキスト・画像・動画など、Webサイトに掲載したいコンテンツファイルをアップロードして管理できる機能です。

CMSごとに、対応できるファイル形式やバージョンに差があるため、要件定義で希望のファイル形式をリストアップしておく必要があります。

見たまま更新機能

これまでお話した通り、Webサイトを制作・更新する際は、HTMLやCSSといったマークアップ言語の専門知識が必要です。

そういった専門言語で書かれたソース部分は、Webページのいわば裏側です。その部分を触らずに、ブラウザに表示された状態に近い見た目の表側からWebページを編集できるのが「見たまま更新」機能です。

WYSIWYGエディタとも呼ばれるこの機能では、文字や画像のレイアウトや装飾など、見え方を確認しながら更新作業が行えます。

テンプレート機能

Webサイトのページを増やしたり、ページ内の特定のブロックを追加するときに、一からコンテンツを作るのではなく、あらかじめ汎用性のある型を用意して登録することが出来るのが、テンプレート機能です。

テンプレートがあることで手間が省けるのと同時に、Webサイト全体のデザインに統一感を持たせながら、新しいコンテンツを追加できます。

ブログ機能

CMSの代表機能であるブログ機能ですが、最近はWeb集客の観点から、企業がブログ記事を発信するコンテンツマーケティングの動きが活発です。

自社サイトに併設したブログ型のオウンドメディアはWeb集客において大きな効果が見込めますので、円滑に更新作業を行えるブログ機能はCMSの中でも重要な機能です。

SEO関連機能

CMSを選ぶ際は、SEO関連機能の有無もチェックすることをおすすめします。

title、description、keywords、h1といったSEO観点で重視されているタグを編集画面上で簡単に設定・編集できるようになっていると、SEO対策がやりやすくなります。

SNS連携機能

SNSが普及している昨今では、Webサイトで掲載しているコンテンツをSNSで拡散したり、誰かがSNSに投稿した内容の中で自社サービスに関連するものを自社Webサイトの記事に引用したりと、SNSとの連携は欠かせないものとなってきました。

Webサイトで発信した情報を自動的にSNSに発信できる機能や、WebページにSNSボタンを付けられる機能など、CMSによって連携できる機能が変わってきます。

これ以外にもCMSには様々な機能があります。シフトのパッケージCMS【SITEMANAGE】の機能を例に、CMSの機能についてこちらのページで詳しく紹介しています。

興味のある方是非ご覧ください。
SITEMANAGEの機能

CMSを導入するメリット

CMSのメリット

Webサイトの更新・管理を簡単かつスピーディーに行える

専門知識や技術を必要とせずにwebサイトを更新できるため、社内の広報担当者やweb担当者自身が簡単に情報発信することができます。

これにより、スピーディーでタイムリーな情報発信が行えます。

タイムリーな情報発信は、見込み顧客への訴求力やユーザー満足度を高め、より効果的なwebサイト運営へとつなげることができます。 また、更新頻度が上がることで、コンテンツが充実し、間接的にSEO的な効果も得ることができます。

更新コストが削減できる

通常Webサイトのページの更新をおこなう場合、HTML/CSSやプログラミング言語などの知識が必要となるので、ある程度時間と労力が掛かります。

それを自社で行えない場合は、Web制作会社に外注して更新を依頼するしかありませんし、もちろんその都度コストもかかってきます。

しかし、CMSを導入すれば専門知識がなくても簡単にサイトの更新や記事の投稿がおこなえるため、時間と労力、依頼費などのコストを大幅に削減できます。

また、急いでWebサイトに情報を掲載したい場合ときも、社内ですぐにWebページの更新がおこなえるので、スピードの面でもメリットが大きいです。

ブラウザがあれば更新できる

CMSはインターネット上のサーバで稼働するシステムなので、パソコンにアプリケーションをインストールする必要がありません。インターネットが繋がった環境とwebブラウザさえあれば、いつでも・どこからでもWebページを更新することができます。

最近では、スマートフォンから更新できるCMSもあり、思い立った時に簡単に更新できます。

ただし、CMSがインストールされているサーバのネットワーク環境によってアクセス制限をしている場合は、決まった場所からしかアクセスできません。

Webサイトに一体感が生まれる

Webサイトのページが変わるごとにデザインが大きく変化すると「違うWebサイトのページに移った?」とすこし困惑してしまい、そのページから離れていく(離脱する)傾向があります。

CMSにはテンプレートがいくつか存在し、デザインやナビゲーションが共通化されるため、担当者の違いによってデザインの配置が変わるといった事態を防ぎ、一体感のあるデザインのWebサイトを作ることが出来ます。

ユーザーの困惑やWebページの読みにくさを減らすことによって、離脱率の改善にもつながるかもしれません。

スマートフォン対応しやすくなる

CMSの仕組み上、Webページに必要な画像やテキストなどのデータはデータベースで保存しているので、閲覧デバイスに対応したテンプレートに適用させることが容易になります。

1セットの画像やテキストデータを元に、パソコンからアクセスされた場合にはパソコン用のテンプレートで生成されたWebページを表示し、スマートフォンからのアクセスにはスマートフォン用のテンプレートで生成されたWebページを表示といった仕組みを簡単に構築できます。

ページのリンク切れを防げる

Webサイトのテキストや画像といったデータファイルはディレクトリ(フォルダ)構造で管理されています。

1ページずつWebページを作成するHTMLコーディングの場合は、データファイルの場所を正しく指定できていないとリンク切れとなり、コンテンツが正しく表示されなくなってしまい【404 not found】というエラーが表示されます。

目当てのコンテンツがリンク切れになっていると、ユーザーはがっかりして、Webサイトに対する評価が下がってしまいます。また、リンク切れが多発すると検索エンジンからの評価も下がるため、検索上位に表示されにくくなってしまいます。

CMSの場合、一覧ページなどを自動生成することができるので、リンクが切れることがありません。リンクチェッカーなどを利用することで、リンク切れを素早く検知することができます。

SEO対策がやりやすくなる

SEO対策とは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略で、キーワードの検索順位を上げたり多様なキーワードでwebサイトのページを上位表示させたりして、Googleなどの検索エンジンからの集客を行うための手法です。

CMSを利用すると、titleタグやmeta descriptionタグなどのSEO対策で重要視されているタグの設定を、初心者でも簡単に編集することができます。 

また、Googleが推奨しているきちんと階層化されたページ構成や、パンくずリストの整備などもCMSは得意としているので、CMSを導入するとSEO対策を強化しやすくなります。

CMSを導入するデメリット

CMSのデメリット

CMSの操作方法を覚える必要がある

CMSは簡単にwebサイトの構築や更新ができるシステムですが、システムである以上、操作方法は覚える必要があります。

最初はわかりにくい部分もあるかもしれませんが、最近のCMSは直観的に操作できるものが多いため、普段からパソコンを使われている方であれば、少し使うだけである程度の操作感をつかむことが出来ると思います。

デザインテンプレートに制限がある

CMSにはデザインテンプレートが存在するため、テンプレートのデザインが大きく変わるページを作成することができない場合があります。

テンプレートで定義された範疇を超えることは基本的にできないため、デザインの自由度は制限されます。これはコンテンツを一元管理するための仕様なので、メリットとデメリットが表裏一体になっています。

シフトのパッケージCMS SITEMANAGEならデザインテンプレートに制限がありません。CMSで有名なWordPressは制限はありますが、SITEMANAGEはカスタマイズ次第で制限なくデザインテンプレートを作成できます。

実際にカスタマイズで作ったデザインテンプレートはこちらの制作事例からご覧ください。
制作事例を見る

既存のサイトがある場合データ移行費用が掛かる

既にWebサイトを運用していた場合、過去にアップしていた既存のコンテンツを新しいCMSに移行するデータ移行の作業が必ず発生します。

この移行作業は予想以上に時間や工数がかかるうえ、間違えてしまうとコンテンツが消えてしまうリスクもあるので注意が必要です。

またサイトによっては、既存コンテンツが数万ページあり、CMS構築費用よりも移行コストの方が大きくなるケースもありますので、CMS導入を検討する際は、コンテンツのデ―タ移行作業のことも考えておきましょう。

シフトにはデータ移行の専門部署もあり、これまで数多くの移行実績がありますので、お気軽にご相談ください。

セキュリティのリスク

CMSは時間と場所を選ばずどこからでも更新できるメリットがある反面、不正アクセスやサイバー攻撃といったセキュリティリスクの懸念があります。

特にオープンソース型のCMSは、脆弱性を狙った攻撃が近年増加しているため、CMSを選ぶ際にはその点も考慮して考えなければなりません。

シフトのパッケージCMS【SITEMANAGE】はハッキングによるシステムへの攻撃にはもちろん、近年話題になっている人的ミスでの社内漏洩にも対策できるセキュリティ機能が標準装備されています。

セキュリティ面を気にされて、WordPressなどのオープンソースCMSから乗り換えられるお客様も多くいらっしゃいます。【SITEMANAGE】のセキュリティについて詳しく知りたい方はこちらのページをご覧ください。
SITEMANAGEの特徴

必要とする機能がない場合がある

「こんな機能があったらいいのに…」と思っても、導入を検討していたCMSに機能が用意されていない場合もあります。

そういった場合は、専用にカスタマイズする場合もありますが、カスタマイズできる範囲が限られていることもあるため、自分の要望すべてを反映させることはできません。

シフトはCMSを自社開発しているので、お客様の必要な機能がない場合には、ご要望に応じて一から作ることが出来ます。

またすでに100種類以上の機能のプラグインがありますので、気になる方はまずはそちらをご覧ください。
SITEMANAGEの機能

CMSが向いているサイトとそうでないサイト

CMSをマッチング中

CMSはどんなWebサイトにも導入すればいいというものではありません。

ページ数が少ない、ページの更新が頻度が少ないなどのCMSのメリットがあまり活かせないWebサイトは、導入しても効果があまり得られません。

この章ではどういったWebサイトがCMS導入に向いていて、どういったWebサイトが導入にあまり向いていないのかを解説していきます。

CMSが向いているWebサイト

①webサイトの更新頻度が高い

毎日のようにページを更新するWebサイトはCMS導入が不可欠です。

また、毎日とは言わないけれど、定期的に更新を必要とするサイトや、定期的に情報の入れ替えが必要な製品コンテンツがあるサイト、または今後はたくさんページを更新したいというサイトにおいては、CMS導入を検討してみても良いかもしれません。

②リアルタイムな情報発信を必要とする

ニュースリリースやIR情報などのタイムリーな情報を発信する場合は、Web担当者や外注先に都度依頼してページを作成してもらうよりも、CMSから登録した方が鮮度の高い情報を発信する事ができます。

③ページ数が多い

Webサイトの構成に関わらず、ページ数が増えると運用中にいろんな問題が起きます。例えば、更新漏れやリンク切れの対応、運用担当者の目が隅々まで行きとどかなくなると、セキュリティ面の不安やリスクもあります。

Webサイトへの攻撃や、脆弱性をつくセキュリティ話題は年々増えていますので、セキュリティ面の対処は、担当者レベルの対応では難しいのが実情です。

また、Webサイトの訪問者が使うデバイスの多様化が進み、スマートフォンを含めたマルチデバイスを意識したWebサイト制作が不可欠になりました。

ページ数が多くなり、規模が大きくなったことで生じる問題を、CMSでどの程度補えるのか、どのくらい簡単に運用でき、その費用対効果がいかほどになるかを試算する価値は十分あると思います。

④Webサイトの運用を複数人で行っている

Webサイトの運用をしている方の多くは別の業務も兼任している方が多いです。

CMSを上手に活用することで、HTMLを始めとしたWebの前提スキルを一切不要としたコンテンツ制作、そしてインターネットへの公開が可能になります。

CMSでデザイン面を含めたガバナンスが担保され、きっちりレビューを含めた承認処理が実施されていれば、Web担当だけでなく現場部門を巻き込んだWebサイト運用が実現可能です。

⑤デザインやナビゲーションが統一されていない

CMSのメリットでも少し触れましたが、Webサイトの運用担当者の違いによって、デザインの配置が変わるといったことはよくあります。

CMSにはテンプレートがいくつか存在し、デザインやナビゲーションが共通化されますので、デザインやナビゲーションが統一されていないWebサイトには向いているといえるでしょう。

CMSにあまり向いていないWebサイト

①ページ数が少なく、更新頻度も少ない

一時的なキャンペーンのために立ち上げるWebサイトや、数ページから数十ページ程度のボリュームの少ないWebサイトであれば、CMSを導入せず、HTMLコーディングで作成した方がコストを抑えられます。

また、Webサイトを公開してから、コンテンツの追加/更新をほとんどしないのであれば、CMSは必要ないかもしれません。

②ページ単位にデザインが変わる

1ページごとに違うデザインでWebサイトを構築する場合だと、CMSの特性や仕様がかえって枷となり、思い通りのデザインで構築できないケースがあります。

CMSはテンプレートでWebサイト全体のデザインを統一しますので、各ページのデザインに制約がかかります。

そのため1ページずつデザインにこだわる際は、CMSでなく、HTMLで1ページづつ作った方が自由度の高いデザインで構築できます。

【SITEMANAGE】ならテンプレートの制約がないので、デザインも自由に設計して構築することが出来ます。
実績からテンプレートデザイン例を見る

③ページの表示速度が優先

ユーザビリティの向上やSEO面で良い影響を与えてくれる表示速度ですが、CMSの場合ページを自動生成する為、HTMLコーディングの静的ページよりも表示速度が遅くなってしまう傾向にあります。

表示速度に特に重きを置く運用を行う場合は、CMSで構築するよりも、HTMLで1ページずつ構築した方が良いかもしれません。

④高いセキュリティレベルが必要

WordPressのようにソースコードが一般に公開されている、オープンソース型のCMSは利用者も多く、セキュリティが脆弱で狙われやすいです。

重要な情報の送受信をおこなうなど、高いセキュリティレベルが求められるサイトであれば、CMSを使わないか、もしくはセキュリティに特化した商用のオンプレミスCMSがよいでしょう。

シフトのパッケージCMS SITEMANAGEはオンプレミスモデルなので、セキュリティ面でも安心していただけます。詳しい事はこちらをご覧ください。
SITEMANAGEの特徴を見る

CMSを選ぶポイント

CMSを選んでいる

CMSを導入するといっても、CMSには様々な種類がありどれを選べばいいのかわからない方も多いと思います。

ここでは運用をしっかり見据えたCMSを選ぶポイントについて解説します。ポイントをしっかり押さえて頂き、自社に合うCMSを是非見つけてください!

Webサイトの目的を明確にする

CMS選定で最も重要なのは、Webサイトの目的を明確にすることです。

CMSにはフリーのものから数百万円するものまで、さまざまな種類があります。Webサイトの目的を明確にすることによって、目的を実現するためにどのCMSを選べば良いか見えてくるでしょう。

目的は定まったものの、どのCMSを選べばいいか検討が付かない方は是非お気軽にご相談ください。

必要な機能があるか確認する

サイトの目的に応じてCMSツールを絞ることができたら、次は必要機能が用意されているかを確認しましょう。多くのCMSにはプラグイン機能がついており、様々な機能を追加することができます。

後から必要な機能がこのCMSにはなかった。。。なんてことにならないように、しっかりと目的を実現できる機能があるかチェックすることが大切です。

ただし機能プラグインは有料なものが多いので、コストがかさんでしまうことも考えられます。コスト面の問題を防ぐためにも、自社に必要な機能が何なのかしっかりと洗い出すことも大切です。

使いやすい操作性か

CMSは運用担当者が使いこなすツールなので、操作のしにくいツールを選んで運用負荷が高くなるのは本末転倒です。

CMS選定の際は、自社の運用スタイルに合ったCMS選定が重要なので、必ずデモを見て操作感を確認して、手間を惜しまずいろんなCMSを試してみて下さい。

SITEMANAGEはストレスフリーな操作性に自信があります!

お打合せでデモをお見せすることが出来るので、デモ希望の方はお気軽にお問い合わせください
デモ動画を見る

モバイル対応しているか

言うまでもないかもしれませんが、現在ではパソコンでWebサイトを見るよりもスマートフォンなどのモバイル端末で見るほうが増えています。

運営するWebサイトのターゲットユーザーによっても変わってきますが、これはBtoC企業だけでなく、BtoBをターゲットにした企業にも言えることです。

CMSを導入する際はWebサイトのモバイル対応はもちろん、ページの登録を行う時に必要なプレビュー機能にモバイルやタブレットで見た時のプレビューがついているかもチェックした方がよいでしょう。

パッケージCMS SITEMANAGEで様々なサイト構築

Webサイトの種類にとらわれず構築できる

豊富に用意された100以上の機能プラグインから必要な機能を選択して導入できるので、ニーズに合わせてカスタマイズすることが可能です。

コーポレートサイトから、ECサイト、ポータルサイト、多言語サイトなどなど…SITEMANAGEではこれまで様々なWebサイトの構築実績があります!
実績を見る

既存のCMSにはないオリジナルの機能の開発

SITEMANAGEはすべて自社開発のCMSです。

500サイト以上の導入実績があり、これまでもお客様のご要望に応えるため様々な機能を開発してきました。その結果が100種類以上の機能プラグインという”カタチ”になり、今も尚増え続けています。

例え今は存在しない機能でも、「こんな機能が欲しい」を”カタチ”にします。

簡単な操作性

公開側のWebサイトのどのページをどのプラグインで管理しているかがわかりやすいので、怖さがありません。

「誰でもふつうに使える」「楽しくホームページの運用ができる」をコンセプトに開発されたCMSパッケージなので、直感的な操作が可能です。

予算計画が立てやすい

プラグインの価格はオープンになっていますので、サービス計画に合わせて、予算計画が立てやすいモデルになっています。そのためやりたいことを形にするイメージが持ちやすくなります。

これまで難しい案件からシンプルな案件まで数多くCMSでWebサイトを構築して参りました。

どのような案件でも、まずはお気軽にご相談ください!

CMSについてのまとめ

この記事ではCMSとは何なのかといった内容から種類や機能、仕組みに至るまで幅広く解説いたしました。CMSの選定において大切なのは、目的をしっかり持って運用に落とし込むことです。

「何人で運用するのか」「誰が何を担当するのか」「重要なデータは何なのか」など一度整理をしてみてください。

シフトはこれまで500社以上のITビジネスを変えてきました実績がございます。
CMSについてわからないこと、気になることなどございましたら、お気軽に営業担当までご相談ください。

ご相談をお待ちしております。お気軽にご相談ください。

お電話でのご相談窓口

03-5847-1281

(受付時間:平日 9:30-18:00)

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